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インターネットは、情報を手軽に入手するインフラとして、企業活動や日常生活に普及しました。時間に縛られず情報にアクセスできるインターネットはとても便利ですが、一方で人と人が直接コミュニケーション をとるという使い方には不向きでした。SIP(Session Initiation Protocol)はまさしくこのような課題に対応するために、インターネットで“人と人”さらには“モノとモノ”との直接通信を実現するために考えられた 技術です。電話のように安心して簡単に使うことができ、人と人が直接語り合うことを可能にします。
子供たちが遊ぶ「糸電話」は、紙コップと糸で、離れた人と話をすることができます。糸電話で話をするためには、糸の先につながった紙コップを話したい相手のところまで届けなくてはなりません。 SIPの機能は、糸電話に例えると「話したい相手まで糸の先を運び、糸を張る」ところにあります。SIPはネットワークに接続されたSIP端末の中から、話したい相手を正しく見つけ出し、そのSIP端末との間で 「セッション」を張ります。セッションは糸電話の糸にあたるもので、この仮想的な糸を使って音声をやりとりすることができます。もちろんSIPは糸電話でできなかったことも実現しています。 例えば、セッションではビデオや写真といった音声以外のメディアのやりとりができ、さらには相手の人が今ネットワークにつながっているのか外出中なのかといった情報をやりとりする「プレゼンス」と呼ばれる機能も備えています。
SIPは、その基本機能でIP電話と呼ばれるインターネットを使った電話を実現しました。しかし、インターネットで“人と人”、“モノとモノ”を直接通信させるSIPのポテンシャルは電話以外でも注目されています。 SIPは機能を簡単に拡張できる大きな特徴を持つため、SIPを規定したインターネットの標準化団体であるIETF(Internet Engineering Task Force)では、複数の作業部会でSIPの機能拡張を進めています。 SIPという1つの通信規格に対して、すでに拡張仕様が200以上も存在しており、身の回りのさまざまな機器をネットワークにつなぎ、場所に縛られない自由な使い方や機器と機器との連携などを実現させるため、 今もなお拡張作業は活発に進められています。ソフトフロントが取り組むSIP技術は、ユビキタスネットワークという言葉を現実のものへと変えていきます。
→ 携帯電話とSIP
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→ ユビキタスネットワーク社会とSIP



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